B級手品師(マジック編)

手品グッズのレビューを中心に綴ります~

ダブルエックス(500円/一銭)

【現象】
観客が握ったサインコインとその手の甲に置いたコインが一瞬にして入れ替わるダブルエックスは、初心者でも出来るコインマジックのド定番とも言える名作です。
ハーフダラーでは大きすぎて観客に握ってもらうと違和感の可能性があるため、ハーフダラーより一回り小さく、500円より一回り大きなベストサイズの一銭銅貨でギミックを作成しました。あまりに有名なギミックですのでコインだけでいいという方のために、当店では一銭銅貨のギミックとレギュラーだけの「コインセット」もご用意しています。
RavenGonzoなどのマグネット系ホールドアウトと併用するとGOODです。
(商品)
コインセット:ギミックコイン+レギュラーコイン
フルセット:ギミックコイン+レギュラーコイン+シャーピーギミック+オンライン解説
【GIN商品紹介より】



これは使えます!「一銭面」を購入しました。一銭面を選択した理由は、下記の演出ができるからです。
演じ方としまして、「一銭を隠す」という消失マジック現象と「一線を画す」という言葉(慣用句)を織り交ぜたマジックができます。マジック本来の不思議(消失現象)と言葉遊びの要素(ギャグ)が融合できる点は大きなメリットです。所持しているレイバン系ギミックか(超強力)マッキーペン(自作)で演じる予定です。反響を想像しながらニヤついています(笑)
フルセットでは、シャーピーギミック、動画解説が付属していますので、この手のマジックが初めての方は参考になります。
以下、演技例を記載します。


演技例 (B級手品師 ver)
手品師:
一線を画す(いっせんをかくす)という言葉(慣用句)を知っていますか?


観 客  :
一線を越える、なら分かりますが・・・・・・。


手品師 :
昨年は、一線を越えた芸能人の報道が世間を賑やかせていましたね(笑)
一線を画す(いっせんをかくす)とは、辞書によれば「違いがはっきりしていること」という意味だそうです。
勉強になりましたか?


観 客  :
はい、勉強になりました。


手品師:
しかしながら、私の解釈の「一線を画す」はちょっと違います。
(ここで、一銭銅貨を取り出し、観客の手の甲に置きます。そして、一銭銅貨を消失させて、500円玉にチェンジしてしまいます)


手品師:
(すかさず)
これがほんとうの『一銭を隠す(一線を画す)』なのです!


と言って終わります。
以上、このようなオチがついた演出ができます〜


観客によって、
1)「一線を画す」の言葉および意味がわかる人 
2)「一線を画す」の言葉は分かるが、意味が分からない人
3)「一線を画す」の言葉も意味も分からない人
と分かれますが、いずれにせよ薀蓄(うんちく)を話します。
※効果大は、1)の観客 > 2)の観客 > 3)の観客 の順になるでしょう〜


一線を画す
【読み方】いっせんをかくす
【意味】違いがはっきりしていること、または、境界線や区別をはっきりさせること。
※日本語表現辞典より


慣用句(かんようく)とは
二語以上の単語が結合して、それ全体である特定の意味を表すもの。「油を売る」「あごを出す」の類。イディオム。慣用語。
デジタル大辞泉より



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